TOEICのコツと攻略法:パート別の解き方、解き残し、裏ワザ、直前と当日

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TOEICのコツ。パート別の解き方と当日の準備を解説します。

概要

TOEIC L&Rで点を落とさないために本番前に決めておくのは、リーディングの時間配分と、Part 1からPart 7までのパート別の動き方です。TOEICのコツは英語力を上げる勉強とは別物で、取れる問題を本番で確実に取るための技術として働きます。このページの攻略法は、IIBCが公表している3つの条件から組み立てています。誤った解答は減点されないこと、試験中に時刻のアナウンスがないこと、スコアが正解数そのままではなく換算点で出ることです。高得点を狙う人も、まずこの土台から固めます。

本番の流れに沿って、次の順に取り上げます。

  • 最初に押さえる基本
  • 時間配分
  • Part 1とPart 2
  • Part 3とPart 4
  • Part 5とPart 6
  • Part 7
  • 時間が足りない場合
  • 20問残しで800点か
  • 裏ワザはあるか
  • 普段の練習
  • 1ヶ月で何点上がるか
  • 直前と当日
  • 身についたかの確かめ方

TOEIC初心者がまず押さえるべきコツは何ですか?

最初に押さえるのは、出題形式を知る、時間配分を決める、分からない問題も必ずマークする、の3つです。

TOEIC L&Rはリスニングセクション約45分間・100問、リーディングセクション75分間・100問の合計約2時間・200問で、マークシート方式です。出題形式は毎回同じなので、初心者ほど先に形を覚えた分だけ得をします。

3つのコツは、本番の前に済ませておく順に並べています。

1. 出題形式を知る。IIBCのサンプル問題で各PartのDirectionsを1度読めば、本番で指示文を読む必要がなくなります。

2. 時間配分を決める。リーディングの75分をどう割るかを本番前に決め、練習のときから同じ配分で解きます。

3. 必ずマークする。IIBCは「誤った解答は減点されません」と書いているので、空欄のまま出す理由はありません。

目標スコアも1つ決めておくと、どのパートで何問取るかが決めやすくなります。

TOEICの時間配分のコツは何ですか?

時間配分を決める必要があるのはリーディングセクションだけで、75分間・100問のうちPart 7に時間を残すように割っておきます。 リスニングは音声が進行を決めるので、受験者が時間を配分する場面はありません。

IIBCは試験中に時刻のアナウンスをしないと案内しているので、配分は自分の腕時計で確かめるしかありません。リーディングが始まった時刻を見たら、Part 6を終える時刻をその場で決めておきます。Part 5で1問に迷ったら、そこで考えるのをやめてマークし、次の問題へ進みます。

TOEIC.aiの目安はPart 5に10分、Part 6に8分、Part 7に55分で、IIBCやETSが公表している数字ではありません。配分の決め方はリーディングの時間配分にまとめています。

Part 1とPart 2を解くコツは何ですか?

Part 1 写真描写問題は音声の前に写真の人・物・動作を見ておき、Part 2 応答問題は最初の疑問詞(When・Where・Whoなど)を必ず聞き取ります。 どちらも英文が問題用紙に印刷されておらず、音声は1度だけ放送されるので、聞いた音だけで判断します。

2つのパートで本番に使える要点を、2つずつ挙げます。

  • Part 1:主役の人物だけでなく、背景の物や脇にいる人にも目を向けると、選択肢の主語を取り違えません。
  • Part 1:「〜が置かれている」という状態と「〜している」という動作を、写真に合うかどうかで見分けます。
  • Part 2:質問に出た語と似た発音の語が入った選択肢は、音につられて選びやすいので、まず疑ってかかります。
  • Part 2:「確認してみます」のような遠回しな応答も正解になるので、直接答えていない選択肢も捨てません。

答えが決まったらすぐにマークし、次の問題の写真や準備に目を移します。

Part 3とPart 4の攻略のコツは何ですか?

会話やトークが始まる前に、その3問の設問と選択肢のキーワードに目を通し、何を聞くかを決めてから聞きます。 Part 3 会話問題とPart 4 説明文問題は、設問と選択肢が問題用紙に印刷され、設問も放送されるので先読みができます。

IIBCによると設問は1セット3問ずつで、問題用紙の図表と音声を結びつけて解く設問も出ます。

1セット分の動き方を、音声が流れる順に並べます。

1. 音声が始まる前に次の3問の設問を読み、聞き取る人物・時間・理由を決めておきます。

2. 選択肢は全部を読まずにキーワードだけを拾い、先読みにかける時間を短く保ちます。

3. 図表のある設問では、図のどの欄を見るかを先に決め、その時間も先読みに含めます。

4. 聞き逃したら、どれか1つをマークしてすぐ次の3問の先読みに戻ります。誤った解答は減点されません。

1問を考え続けると次の会話の先読みが間に合わず、続くセットの3問までまとめて落とす形になりがちです。

Part 5とPart 6を速く解くコツは何ですか?

Part 5 短文穴埋め問題は、選択肢を先に見て、品詞・語彙・文法のどれを問う問題かを決めます。 空欄の前後だけで解ける問題なら、全文は読みません。Part 6 長文穴埋め問題は、文脈が必要な設問と、空欄の前後で解ける設問を分けて扱います。

2つのパートで時間を縮める要点は、次の4つです。

  • Part 5:品詞を問う問題は、空欄の前後にある語の形で答えが決まることが多く、数秒で解けます。
  • Part 5:知らない語彙の問題で考え込まず、1つ選んでマークし、浮いた時間を後ろのパートに回します。
  • Part 6:IIBCによると選択肢には単語や句のほか一文もあり、一文を選ぶ設問は文書全体を読まないと解けません。
  • Part 6:空欄の前後で決まる文法の設問を先に片づけ、文脈を読む設問に残りの時間を使います。

Part 5とPart 6で縮めた時間は、そのままPart 7の55分(TOEIC.aiの目安)に回ります。

Part 7の長文を時間内に解くコツは何ですか?

文書を頭から全部読む前に設問を見て、探す情報を決めてから文書を読みます。 Part 7の読解は1つの文書29問・複数の文書25問の計54問で、リーディングセクションの半分以上を占めます。

54問を時間内に終えるための手順は、次の4段階です。

1. 設問を先に確認し、日付・金額・人物など、文書のどこを探すかを決めてから本文に入ります。

2. 複数の文書のセットでは、設問の言葉から答えのありそうな文書を決め、その文書から読みます。

3. 1問に時間をかけすぎたらマークして次へ進み、同じ文書の中で答えられる設問を先に拾います。

4. 解く順番は練習で試して決めます。得意な文書から解く、Part 7から先に解く、という方法もあります。

解く順番については、英語スクールによって勧め方が違います。決まった正解はないので、模試で試して点が安定する順を選びます。

TOEICで時間が足りない場合はどうすればいいですか?

分からない問題も解き残した問題も、必ずどれか1つをマークします。 IIBCは、採点は正解数に基づいて行われ、「誤った解答は減点されません」と書き、迷った場合でもどれか1つにマークするよう勧めています。

空欄で出せばその問題は0点で確定しますが、マークすれば4つの選択肢から1つ当たる可能性が残ります(Part 2は3つ)。これはIIBCの数字ではなく、選択肢の数から出る単純な計算です。誤答による減点がない以上、時間が足りないときに削るのは考える時間で、マークは削りません。

終了の数分前からは、考える時間をやめて塗り残しを埋める時間に切り替えます(TOEIC.aiの目安)。

TOEICで20問残しでも800点取れる?

取れるかどうかは、誰にも約束できません。 TOEICのスコアは正解数をそのまま点にした素点ではなく、スコアの同一化(Equating)という統計処理で出す換算点です。「何問落とせば何点」という決まった表も、IIBCは公表していません。

確実に言えるのは、20問残しで出すより、20問すべてにマークしたほうが得だということです。誤った解答は減点されないので、マークした分だけ当たる可能性が残ります。

800点にはリスニングとリーディングの両方で点を取る必要があり、解き残しが出やすいのはたいていリーディングの側です。

TOEICで高得点を取る裏ワザは?

英語力なしで点が上がる裏ワザはありません。 裏ワザと呼ばれるものの中で根拠があるのは、IIBCが減点なしと明記している全問マークと、先読みのような解き方のテクニックで、どれも点を落とさないための技術です。

根拠のあるものを3つに絞ると、こうなります。

  • 全問マーク:IIBCが誤った解答は減点しないと書いているので、空欄を1つも残さずに出します。
  • Part 3とPart 4の先読み:音声の前に設問を読み、聞くべき情報を決めてから会話を聞きます。
  • Part 7の設問先読み:文書を読む前に設問を見て、探す情報を決めてから本文に入ります。

テクニックだけで取り戻せるのは、時間切れや空欄で落としていた分までです。高得点はその先にあり、語彙・文法・聞き取りの力が必要になります。「正解は○番が多い」のような出題の偏りを使う方法は、根拠がないので使いません。

高得点につながる普段の勉強法は何ですか?

普段の勉強では、時間を計って解く、間違えた原因を確かめる、同じ問題を繰り返す、の3つを回します。 この3つを続けると、ここまでのコツが本番で使えるようになります。

それぞれの練習が、本番のどのコツにつながるかを並べます。

  • 時間を計って解く:タイマーを使い、Part 5は10分というように、本番と同じ配分で解く習慣をつけます。
  • 原因を確かめる:語彙・文法・時間切れのどれで落としたかを分け、次に直す点を1つに絞ります。
  • 繰り返す:一度解いた英文を音読すると返り読みの癖が減り、Part 7を読む速さにつながります。

スキマ時間には単語を覚え、派生語や言い換え(パラフレーズ)も一緒に押さえると、Part 5の語彙問題とPart 7の設問で効いてきます。どの勉強法も、語彙と文法の基礎学習の上でしか働きません。

1ヶ月でTOEICは何点くらい上がる?

決まった目安はありません。 IIBCは1ヶ月の勉強でどれだけ上がるかを公表しておらず、何点上がるかは今の点数・勉強時間・弱点で大きく変わります。1ヶ月で確実に変えられるのは、時間配分・全問マーク・先読みといった解き方で、落としていた点を取り戻す分にあたります。

1ヶ月の使い方は、次の3段階に分けると比べやすくなります。

1. 最初に本番と同じ200問・約2時間を通しで解く練習をし、リスニングとリーディングを別々に測ります。

2. 解き方のコツを1つずつ決めて、残りの練習では毎回それを守り、崩れたパートを記録します。

3. 最後にもう1度200問を通しで解く形で測り、最初の結果とセクションごとに比べます。

TOEICの直前と当日にできるコツは何ですか?

直前は新しい教材に手を出さず、時間配分と解き方の手順を確かめます。 当日は、受付時間に遅れないことと腕時計を持っていくことが、点数以前の条件になります。

IIBCの案内では、受付は午前実施が9:25〜9:55、午後実施が14:05〜14:35で、終了までに来られないと受験できません。持ち物は受験票・証明写真・本人確認書類・筆記用具・腕時計で、試験中に時刻のアナウンスはありません。当日の時刻表と持ち物の決まりはTOEICの試験時間のページにまとめています。

直前に2つ、当日に3つ、やることを決めておきます。

  • 直前:前日に新しい単語を詰め込むより、各PartのDirectionsとパートの順番をもう1度確かめます。
  • 直前:リーディングの時間配分の目安を見直し、Part 6を終える時刻の決め方を確かめます。
  • 当日:受付時間の終了に間に合うよう、会場までの移動に余裕を持って家を出ます。
  • 当日:腕時計を机に置き、リーディング開始の時刻からPart 6を終える時刻を決めます。
  • 当日:分からない問題は1つマークして先へ進み、終了前に塗り残しがないかを確かめます。

TOEICのコツが身についたかはどう確かめればいいですか?

本番と同じ200問・約2時間を、時計を見ながら止めずに通しで解く練習をして、解き残しの数とパートごとの正答数を前回と比べます。 解き残しが減っていれば時間配分のコツが、Part 3・Part 4の正答数が上がっていれば先読みが身についています。

コツが身についたかどうかは、同じ条件で比べないと分かりません。時間を測り、音声を止めず、答えを覚えていない初めての問題で測ります。

確かめたあとに読む内容を、テーマごとにまとめました。

  • 200問を通しで解ける教材と模擬試験
  • リーディング75分の時間配分の詳しい決め方
  • Part 7の文書ごとの読み方と設問の探し方
  • リスニングのPart 1〜4の形式と解き方
  • 何点からが高得点かというスコアの目安
  • 時間内に解き切れない原因とよくあるミス

TOEICの勉強におすすめの教材や模試はありますか?

はい、TOEIC.aiの模擬試験には200問・120分のフルテストがあり、リスニングのみ(100問・約45分)やリーディングのみ(100問・75分)も無料アカウントで受けられます。採点は4回分(リスニング & リーディング2回、スピーキング & ライティング2回)です。

ETSの公式教材ではないので公式に通用するスコアは出せず、すべての設問に解説がついているわけでもありません。詳しくはTOEICの模擬試験で確かめられます。

リーディングの時間配分はどこで詳しく確かめられますか?

リーディングセクション75分間・100問の時間配分の決め方と、時間が足りなくなる理由は、TOEICのリーディングのページにまとめています。このページで使ったPart 5に10分・Part 6に8分・Part 7に55分という目安も、同じ数字です。

Part 7攻略のコツはどこで詳しく確かめられますか?

Part 7は1つの文書29問・複数の文書25問の計54問で、文書の種類ごとの読み方と設問の探し方はTOEIC Part 7の解き方で扱っています。長文を時間内に読み切れない人は、ここから確かめてください。

リスニングのパートごとの形式と解き方はどこで確かめられますか?

リスニングセクションは約45分間・100問で、Part 1からPart 4までのパートごとの形式と解き方はTOEICのリスニングにまとめています。

TOEICで高得点は何点からですか?

何点から高得点と言えるかの基準は提出先と目的で変わり、IIBCが回ごとに公表している平均スコアとスコア分布を見ると、自分の位置が分かります。スコア帯ごとの目安はTOEICスコアの目安で確かめられます。

時間内に解き切れない原因はどこで確かめられますか?

時間配分の崩れ方、マークのずれ、見直しの単位など、本番で点を落とすミスはTOEICでよくあるミスに一覧でまとめています。

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