出題形式
TOEICの出題形式は毎回同じ。7つのパート、同じ順番、同じ問題数
TOEIC リスニング&リーディングテストは、マークシート方式の200問を約2時間で解くテストです。リスニングセクションが約45分間・100問、続いてリーディングセクションが75分間・100問。この形は実施回によって変わりません。だからこそ、時間配分を前もって決められます。
200問に占める各パートの割合
棒の長さは最も問題数の多いパートを基準にした相対値で、パーセントはテスト全体に占める割合です。
- リスニング 6 / 25 / 39 / 30
- リーディング 30 / 16 / 54
- Part 7 だけで 54問
Part 3 と Part 7 の2つでテストのほぼ半分を占めます。だから7つのパートに勉強時間を均等に割り振るのは、配分として間違っています。
✓ 現行の全7パート形式と一致・2026年7月26日 内容確認
TOEIC リスニング&リーディングの出題形式を1画面で
このテストは TOEIC L&R と略されることが多く、ETSが別に実施するスピーキング&ライティングテストと区別するための呼び方です。問題数は実施回によって変わりません。リスニングが6・25・39・30問、続くリーディングが30・16・54問です。多くのサイトはこれを読むだけの資料として載せています。この表はどの行からもそのまま練習に進めます。
| パート | 設問の内容 | 実際に測られる力 | 問題数 | |
|---|---|---|---|---|
| リスニング・約45分間 1・写真描写問題 | 4つの説明文を聞き、写真を正しく描写しているものを選ぶ | 職場まわりの具体的な語彙と、現在進行形 | 6 | 練習 |
| リスニング 2・応答問題 | 質問を聞き、3つの応答から最も適切なものを選ぶ | 疑問文の形と、遠回しな応答を聞き取る力 | 25 | 練習 |
| リスニング 3・会話問題 | 2〜3人の会話1つにつき3問 | 一度きりの音声で、複数の話者を記憶に保つ力 | 39 | 練習 |
| リスニング 4・説明文問題 | 1人が話す音声1つにつき3問 | アナウンス、留守番電話、業務連絡を自然な速さで | 30 | 練習 |
| リーディング・75分間 5・短文穴埋め問題 | 1文の空所1つを、4つの選択肢から埋める | 文法と語形。20秒ほどで判断する | 30 | 練習 |
| リーディング 6・長文穴埋め問題 | 短い文書の空所4つを埋める。そのうち1つは文を丸ごと選ぶ | その場の文法だけでなく、文と文のつながり | 16 | 練習 |
| リーディング 7・読解 | 1つの文書、2つの文書、3つの文書のセット | 時間に追われながら情報を探す速さと、文書をまたいで照合する力 | 54 | 練習 |
正解は1問1点で、誤答による減点はありません。だから空欄のままにするのは、当てずっぽうでマークするより必ず損です。誰がなぜこのテストを求めるのかは、こちらをご覧ください。
TOEICリスニングの出題形式:Part 1〜4、約45分間で100問
リスニングはペースが決められています。音声は一度しか流れず、次の設問までの間隔も決まっていて、前に戻ることはできません。読み上げるのは北米・イギリス・カナダ・オーストラリア・ニュージーランドの発音で、順に切り替わります。1種類の発音だけで練習してきた人は、語彙とは関係のないところで点を落とします。
Part 1 写真描写問題(6問)
写真を見ながら4つの説明文を聞き、そのうち1つが写真に合っています。誤答の選択肢は意味ではなく音で引っかけます。男性が writing している写真に対して、 ridingという説明文を混ぜてくる、という具合です。6問はテスト全体の3%にすぎないので、ここに1週間を使うのは配分として間違っています。ただし、全問正解にいちばん近づけやすいパートでもあります。
Part 2 応答問題(25問)
短い質問と3つの応答を聞きます。印刷されているものは何もありません。読む作業がないぶん、テストの中でもっとも純粋な聞き取りの課題です。点を落とすのは、正解の応答がしばしば遠回しだからです。「報告書はいつできますか」に対する正解は時刻ではなく、「Maria がまだ数字を待っています」のような答えになります。
Part 3 会話問題(39問)
短い会話が13本、それぞれ3問ずつ。話者が3人のものや、音声と図表・スケジュール・見取り図を組み合わせて答えるものもあります。39問はリスニングで最大のパートで、音声が始まる前の間に、印刷された3つの設問を読んでおくと有利です。
Part 4 説明文問題(30問)
1人が話す音声が10本、それぞれ3問ずつ。録音されたアナウンス、留守番電話、観光案内、ニュース、社内連絡などです。言い直してくれる相手がいないぶん、Part 3 より情報の密度が高くなります。各セットに1問は、述べられた事実ではなく、含意や話し手の目的を問う設問が入ると考えてください。
TOEICリーディングの出題形式:Part 5〜7、75分間で100問
リーディングは75分という1つの枠の中を、自分のペースで進めます。1文に8分かけても誰も止めてくれません。そこが危ないところです。平均すると1問45秒ですが、設問ごとにかかる時間は同じではありません。
Part 5 短文穴埋め問題(30問)
1文に空所1つ、選択肢は4つ。Part 5 のおよそ半分は語形と品詞で決まり、残りの多くは前置詞・時制・接続語です。確実な手がかりは空所の後ろを見ることです。名詞句が続くなら前置詞、主語+動詞が続くなら接続詞。テストの中でいちばん安く取れる30点で、1問20秒以内で判断できます。
Part 6 長文穴埋め問題(16問)
短い文書が4つ、それぞれ空所が4つ。1文書につき3つは Part 5 と同じ要領ですが、残る1つは文を丸ごと適切な位置に入れる設問です。正解は、すでに読んだ文、2行前で決まった時制、指す先を必要とする代名詞に左右されます。空所のある文だけを読むやり方では取れません。
Part 7 読解(54問)
他を大きく引き離して最大のパートです。1つの文書の問題が54問中29問。メール、掲示、広告、テキストメッセージのやり取り、オンラインチャット、記事、記入用紙などが出ます。残る25問は複数の文書のセットで、2つの文書が2セット、3つの文書が3セットあります。ここでは各セットに最低1問、2つの文書を突き合わせて初めて答えが出る設問が入ります。たとえば「以前の料金」に触れたメールと、その料金が載った価格表を組み合わせる、といった具合です。設問には、文脈中の語彙、「述べられていないもの」を選ぶもの、文の挿入位置を選ぶものが含まれます。Part 7 で落とすのは、読解力よりも時計が原因である場合のほうが多いです。
TOEICリーディングの時間配分:75分間のペース配分プラン
リスニングはペースを決めてくれます。リーディングは決めてくれないので、事前に自分で決めておきます。以下は規則ではなく目安です。狙いは、時計を残したまま Part 7 にたどり着くことです。
| リーディングのパート | 目安の時間 | 1問あたり | 問題数 | |
|---|---|---|---|---|
| 5・短文穴埋め問題 | 10〜12分 | 約20〜24秒 | 30 | Part 5 を練習する |
| 6・長文穴埋め問題 | 8〜10分 | 約35秒 | 16 | Part 6 を練習する |
| 7・読解 | 53〜57分 | 約60秒 | 54 | Part 7 を練習する |
時計は2回見る
Part 5 の終わりと、Part 6 の終わり。この2回で、Part 7 が間に合うかどうかが分かります。
マークして、当てて、次へ
解けないまま残した Part 5 の1問も、たどり着けなかった Part 7 の1問も、失う点は同じ1点です。
リスニングの間を使う
音声と音声の間は、直前の設問を見直すのではなく、次のセットの印刷された設問を読むことに使ってください。
この出題形式が990点満点のスコアになるまで
形式が固定されているので、計算は誰にとっても同じです。最後の一段だけが、ETSが公開していない部分です。
各セクションで100問中の素点が出て、ETSがそれを5〜495点の換算スコアに直します。2つを足したトータルは10〜990点、5点刻みです。合否はありません。1問あたりの配点にパートによる差もなく、Part 1 の1問も Part 7 の1問も同じ1点です。
換算には、受験した実施回ごとに用意された非公開の同一化(Equating)表を使います。これによって3月の720点と10月の720点が同じ意味を持ちますが、同時に、第三者が素点を正確に換算することはできません。予測スコアは当サイトのものも含めて、20〜30点の幅として受け取ってください。スコアの有効期間はETSが2年と設定しています。何点あればすごいのかという目安と、国ごとの基準は TOEICスコアガイド にまとめています。
当サイトのTOEIC模擬試験が再現できること、できないこと
当サイトのテストは出題形式をそのまま写しています。200問、7つのパート、同じ問題数、同じ時計。写せないのは、ETSの本物の問題です。問題バンクには6,787問、内訳はリスニング3,099問とリーディング3,688問。いずれもETSの形式にならって当サイトのチームが作成し、パート・技能・難易度でタグ付けしています。
構成の確認日は2026年7月26日です。 変わっている点があればお知らせください →
限界について正直に
- ETSの公式問題ではありません。 使用済みの公式問題を公開できるのはETSだけです。当サイトの問題は、公開されている出題形式・問題タイプ・難易度の分布に合わせたものであって、本物ではありません。
- すべての設問に解説がついているわけではありません。 解答を送信すれば正解は必ず表示され、多くの設問には復習時に解説文がつきます。ただし一部はまだ正解のみです。
- スピーキング&ライティングは別の学習コースで、採点はAIが行います。 模擬試験も練習問題も本格的に用意していますが、レベル判定は当サイトの試験官の判断であって、ETSのものではありません。
- 予測スコアはあくまで推定です。 同一化の換算表が非公開である以上、数字は幅として表示しています。
TOEICの出題形式についてよくある質問
TOEICはいくつのパートに分かれていますか?
7つです。Part 1〜4がリスニングセクションで、6問・25問・39問・30問。Part 5〜7がリーディングセクションで、30問・16問・54問です。各セクション100問、合計200問になります。
TOEICの各セクションの試験時間はどれくらいですか?
リスニングセクションは約45分間で、ペースは音声が決めます。リーディングセクションは75分間で100問、自分のペースで進めます。1問あたりおよそ45秒です。試験時間は合計で約2時間。会場での受付や解答用紙への記入にかかる時間は、これに含まれていません。
TOEICでいちばん難しいパートはどれですか?
失う点の大きさで見れば Part 7 です。54問でテスト全体の27%を占め、しかも時計をすでに使い切ったところに最後に来ます。純粋な聞き取りの難しさで見れば Part 2 です。印刷されるものが何もなく、正解の応答が遠回しなことが多いからです。
TOEICは誤答すると減点されますか?
されません。正解1問につき1点で、誤答による減点はありません。空欄のままにしないでください。4択なら、当てずっぽうでも25%の期待値があり、空欄は0です。
リスニングセクションで前に戻って解答を直せますか?
タイミングを決めているのは音声なので、流れに沿ってその場で答えます。戻るということは、いま流れている設問を聞き逃すということで、不確かな1問のために確実な1問を捨てることになります。リーディングは違います。75分間の中であれば Part 5・6・7 を自由に行き来できます。
TOEICのリスニングではどの発音が使われますか?
北米・イギリス・カナダ・オーストラリア・ニュージーランドの発音が、セクションの中で順に切り替わります。1種類の発音だけで準備すると Part 3 と Part 4 で点を落とします。母音が1つ聞き取れないだけで、3問セットが丸ごと落ちるからです。
TOEICの出題形式が変わることはありますか?
めったにありません。変わる場合も、ETSからの事前の告知なしに行われることはありません。この問題数の7パート構成は、前回の大きな改訂以降そのままです。当サイトでは公開されている構成とこのページを照合し、上に確認日を記しています。
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