出題形式

TOEICの出題形式は毎回同じ。7つのパート、同じ順番、同じ問題数

TOEIC リスニング&リーディングテストは、マークシート方式の200問を約2時間で解くテストです。リスニングセクションが約45分間・100問、続いてリーディングセクションが75分間・100問。この形は実施回によって変わりません。だからこそ、時間配分を前もって決められます。

200問に占める各パートの割合

棒の長さは最も問題数の多いパートを基準にした相対値で、パーセントはテスト全体に占める割合です。

200問のテストに占める各パートの割合。Part 7 読解が27パーセント、Part 3 会話問題が20パーセント、Part 4 説明文問題と Part 5 短文穴埋め問題が各15パーセント、Part 2 応答問題が13パーセント、Part 6 長文穴埋め問題が8パーセント、Part 1 写真描写問題が3パーセント。
  • リスニング 6 / 25 / 39 / 30
  • リーディング 30 / 16 / 54
  • Part 7 だけで 54問

Part 3 と Part 7 の2つでテストのほぼ半分を占めます。だから7つのパートに勉強時間を均等に割り振るのは、配分として間違っています。

200問題数。リスニング100問、リーディング100問
7パート数。リスニング4つ、リーディング3つ
45 + 75セクションごとの分数。合計120分、約2時間
10–990トータルスコア。各セクション5〜495点

現行の全7パート形式と一致・2026年7月26日 内容確認

TOEIC リスニング&リーディングの出題形式を1画面で

このテストは TOEIC L&R と略されることが多く、ETSが別に実施するスピーキング&ライティングテストと区別するための呼び方です。問題数は実施回によって変わりません。リスニングが6・25・39・30問、続くリーディングが30・16・54問です。多くのサイトはこれを読むだけの資料として載せています。この表はどの行からもそのまま練習に進めます。

パート設問の内容実際に測られる力問題数
リスニング・約45分間
1・写真描写問題
4つの説明文を聞き、写真を正しく描写しているものを選ぶ職場まわりの具体的な語彙と、現在進行形6練習
リスニング
2・応答問題
質問を聞き、3つの応答から最も適切なものを選ぶ疑問文の形と、遠回しな応答を聞き取る力25練習
リスニング
3・会話問題
2〜3人の会話1つにつき3問一度きりの音声で、複数の話者を記憶に保つ力39練習
リスニング
4・説明文問題
1人が話す音声1つにつき3問アナウンス、留守番電話、業務連絡を自然な速さで30練習
リーディング・75分間
5・短文穴埋め問題
1文の空所1つを、4つの選択肢から埋める文法と語形。20秒ほどで判断する30練習
リーディング
6・長文穴埋め問題
短い文書の空所4つを埋める。そのうち1つは文を丸ごと選ぶその場の文法だけでなく、文と文のつながり16練習
リーディング
7・読解
1つの文書、2つの文書、3つの文書のセット時間に追われながら情報を探す速さと、文書をまたいで照合する力54練習

正解は1問1点で、誤答による減点はありません。だから空欄のままにするのは、当てずっぽうでマークするより必ず損です。誰がなぜこのテストを求めるのかは、こちらをご覧ください。

TOEICリスニングの出題形式:Part 1〜4、約45分間で100問

リスニングはペースが決められています。音声は一度しか流れず、次の設問までの間隔も決まっていて、前に戻ることはできません。読み上げるのは北米・イギリス・カナダ・オーストラリア・ニュージーランドの発音で、順に切り替わります。1種類の発音だけで練習してきた人は、語彙とは関係のないところで点を落とします。

Part 1 写真描写問題(6問)

写真を見ながら4つの説明文を聞き、そのうち1つが写真に合っています。誤答の選択肢は意味ではなく音で引っかけます。男性が writing している写真に対して、 ridingという説明文を混ぜてくる、という具合です。6問はテスト全体の3%にすぎないので、ここに1週間を使うのは配分として間違っています。ただし、全問正解にいちばん近づけやすいパートでもあります。

Part 2 応答問題(25問)

短い質問と3つの応答を聞きます。印刷されているものは何もありません。読む作業がないぶん、テストの中でもっとも純粋な聞き取りの課題です。点を落とすのは、正解の応答がしばしば遠回しだからです。「報告書はいつできますか」に対する正解は時刻ではなく、「Maria がまだ数字を待っています」のような答えになります。

Part 3 会話問題(39問)

短い会話が13本、それぞれ3問ずつ。話者が3人のものや、音声と図表・スケジュール・見取り図を組み合わせて答えるものもあります。39問はリスニングで最大のパートで、音声が始まる前の間に、印刷された3つの設問を読んでおくと有利です。

Part 4 説明文問題(30問)

1人が話す音声が10本、それぞれ3問ずつ。録音されたアナウンス、留守番電話、観光案内、ニュース、社内連絡などです。言い直してくれる相手がいないぶん、Part 3 より情報の密度が高くなります。各セットに1問は、述べられた事実ではなく、含意や話し手の目的を問う設問が入ると考えてください。

TOEICリーディングの出題形式:Part 5〜7、75分間で100問

リーディングは75分という1つの枠の中を、自分のペースで進めます。1文に8分かけても誰も止めてくれません。そこが危ないところです。平均すると1問45秒ですが、設問ごとにかかる時間は同じではありません。

Part 5 短文穴埋め問題(30問)

1文に空所1つ、選択肢は4つ。Part 5 のおよそ半分は語形と品詞で決まり、残りの多くは前置詞・時制・接続語です。確実な手がかりは空所の後ろを見ることです。名詞句が続くなら前置詞、主語+動詞が続くなら接続詞。テストの中でいちばん安く取れる30点で、1問20秒以内で判断できます。

Part 6 長文穴埋め問題(16問)

短い文書が4つ、それぞれ空所が4つ。1文書につき3つは Part 5 と同じ要領ですが、残る1つは文を丸ごと適切な位置に入れる設問です。正解は、すでに読んだ文、2行前で決まった時制、指す先を必要とする代名詞に左右されます。空所のある文だけを読むやり方では取れません。

Part 7 読解(54問)

他を大きく引き離して最大のパートです。1つの文書の問題が54問中29問。メール、掲示、広告、テキストメッセージのやり取り、オンラインチャット、記事、記入用紙などが出ます。残る25問は複数の文書のセットで、2つの文書が2セット、3つの文書が3セットあります。ここでは各セットに最低1問、2つの文書を突き合わせて初めて答えが出る設問が入ります。たとえば「以前の料金」に触れたメールと、その料金が載った価格表を組み合わせる、といった具合です。設問には、文脈中の語彙、「述べられていないもの」を選ぶもの、文の挿入位置を選ぶものが含まれます。Part 7 で落とすのは、読解力よりも時計が原因である場合のほうが多いです。

TOEICリーディングの時間配分:75分間のペース配分プラン

リスニングはペースを決めてくれます。リーディングは決めてくれないので、事前に自分で決めておきます。以下は規則ではなく目安です。狙いは、時計を残したまま Part 7 にたどり着くことです。

リーディングのパート目安の時間1問あたり問題数
5・短文穴埋め問題10〜12分約20〜24秒30Part 5 を練習する
6・長文穴埋め問題8〜10分約35秒16Part 6 を練習する
7・読解53〜57分約60秒54Part 7 を練習する

時計は2回見る

Part 5 の終わりと、Part 6 の終わり。この2回で、Part 7 が間に合うかどうかが分かります。

マークして、当てて、次へ

解けないまま残した Part 5 の1問も、たどり着けなかった Part 7 の1問も、失う点は同じ1点です。

リスニングの間を使う

音声と音声の間は、直前の設問を見直すのではなく、次のセットの印刷された設問を読むことに使ってください。

この出題形式が990点満点のスコアになるまで

形式が固定されているので、計算は誰にとっても同じです。最後の一段だけが、ETSが公開していない部分です。

各セクションで100問中の素点が出て、ETSがそれを5〜495点の換算スコアに直します。2つを足したトータルは10〜990点、5点刻みです。合否はありません。1問あたりの配点にパートによる差もなく、Part 1 の1問も Part 7 の1問も同じ1点です。

換算には、受験した実施回ごとに用意された非公開の同一化(Equating)表を使います。これによって3月の720点と10月の720点が同じ意味を持ちますが、同時に、第三者が素点を正確に換算することはできません。予測スコアは当サイトのものも含めて、20〜30点の幅として受け取ってください。スコアの有効期間はETSが2年と設定しています。何点あればすごいのかという目安と、国ごとの基準は TOEICスコアガイド にまとめています。

945–990両セクションとも満点に近い正答率。現実には、Part 7 を解き終えて見直す時間まで残せることが条件になります。CEFR C1
785–944多くの受験者が目指す帯です。 785点はフランスの理工系・ビジネス系のグランゼコールで標準的な要件です。日本・韓国・台湾では、800点が社内基準としてよく使われる目安になっています。CEFR B2
550–784たいていはリスニングが安定していて、リーディングを最後まで解き切れていない状態です。直すべきは語彙ではなく時間配分です。CEFR B1
225–549この水準でいちばん早く伸びるのは Part 2 と Part 5 です。どちらも長い文章を読む必要がないからです。CEFR A2

当サイトのTOEIC模擬試験が再現できること、できないこと

当サイトのテストは出題形式をそのまま写しています。200問、7つのパート、同じ問題数、同じ時計。写せないのは、ETSの本物の問題です。問題バンクには6,787問、内訳はリスニング3,099問とリーディング3,688問。いずれもETSの形式にならって当サイトのチームが作成し、パート・技能・難易度でタグ付けしています。

構成の確認日は2026年7月26日です。 変わっている点があればお知らせください →

限界について正直に

  • ETSの公式問題ではありません。 使用済みの公式問題を公開できるのはETSだけです。当サイトの問題は、公開されている出題形式・問題タイプ・難易度の分布に合わせたものであって、本物ではありません。
  • すべての設問に解説がついているわけではありません。 解答を送信すれば正解は必ず表示され、多くの設問には復習時に解説文がつきます。ただし一部はまだ正解のみです。
  • スピーキング&ライティングは別の学習コースで、採点はAIが行います。 模擬試験も練習問題も本格的に用意していますが、レベル判定は当サイトの試験官の判断であって、ETSのものではありません。
  • 予測スコアはあくまで推定です。 同一化の換算表が非公開である以上、数字は幅として表示しています。

TOEICの出題形式についてよくある質問

TOEICはいくつのパートに分かれていますか?

7つです。Part 1〜4がリスニングセクションで、6問・25問・39問・30問。Part 5〜7がリーディングセクションで、30問・16問・54問です。各セクション100問、合計200問になります。

TOEICの各セクションの試験時間はどれくらいですか?

リスニングセクションは約45分間で、ペースは音声が決めます。リーディングセクションは75分間で100問、自分のペースで進めます。1問あたりおよそ45秒です。試験時間は合計で約2時間。会場での受付や解答用紙への記入にかかる時間は、これに含まれていません。

TOEICでいちばん難しいパートはどれですか?

失う点の大きさで見れば Part 7 です。54問でテスト全体の27%を占め、しかも時計をすでに使い切ったところに最後に来ます。純粋な聞き取りの難しさで見れば Part 2 です。印刷されるものが何もなく、正解の応答が遠回しなことが多いからです。

TOEICは誤答すると減点されますか?

されません。正解1問につき1点で、誤答による減点はありません。空欄のままにしないでください。4択なら、当てずっぽうでも25%の期待値があり、空欄は0です。

リスニングセクションで前に戻って解答を直せますか?

タイミングを決めているのは音声なので、流れに沿ってその場で答えます。戻るということは、いま流れている設問を聞き逃すということで、不確かな1問のために確実な1問を捨てることになります。リーディングは違います。75分間の中であれば Part 5・6・7 を自由に行き来できます。

TOEICのリスニングではどの発音が使われますか?

北米・イギリス・カナダ・オーストラリア・ニュージーランドの発音が、セクションの中で順に切り替わります。1種類の発音だけで準備すると Part 3 と Part 4 で点を落とします。母音が1つ聞き取れないだけで、3問セットが丸ごと落ちるからです。

TOEICの出題形式が変わることはありますか?

めったにありません。変わる場合も、ETSからの事前の告知なしに行われることはありません。この問題数の7パート構成は、前回の大きな改訂以降そのままです。当サイトでは公開されている構成とこのページを照合し、上に確認日を記しています。

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